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チリ代表のビルドアップ潰し

開催国チリはグループAを首位通過し、グループリーグ三戦を消化したサンティアゴのエスタディオ・ナシオナルでの四戦目を迎えた。
対するウルグアイはグループB3位ながら、3試合2得点2失点のように、ロースコアでの決着を目指した。
準々決勝第一試合の結果は1-0でチリ代表が勝利を収めるが、戦術的にキーとなるポイントはどこにあったのだろうか。


チリ代表のビルドアップ対策



サンチェス、バルガスの2トップが相手チームのセンターバック二枚に張り付き、中央でボールをもらう動きを見せる相手選手にバルディビアがマンマークでつく。
激しいプレッシャーがかかるウルグアイのセンターバック、ゴディンとヒメネスは縦のコースを切られ、サイドへボールを展開する。すると、右セントラルMFビダル、左セントラルMFアランギスがボールサイドに寄せ、全体が連動して横幅をコンパクトに保つ。

最前線の3名には始めのプレッシャーをサボらずにかけていく持続力、セントラルMFには相手チームの展開によって頻繁に動き直しを行なう集中力が求められる。
全体的には「豊富な運動量によるハイプレス」といった抽象的かつ曖昧な表現となるが、最前線をマンツーマンで守っている点と、ボールサイドに全体を絞ってディフェンスをパッケージさせる点に着目しよう。
この戦術は2014年ワールドカップにおいて、スペイン代表を完膚なきまでに沈めた実績を持つ。


ウルグアイ代表のゲームプラン



長期間の出場停止のスアレスを欠くウルグアイは、1トップにカバーニを置き、トップ下に攻撃的なポジション全てをこなせる9番ロランを組ませた。
この縦の関係はチリ代表のアンカーであるディアスをロランが注視することで抑え込み、次に想定されるディアス→ビダルと展開される形を封じる試みと言える。
また、攻撃ではカバーニの高さ、ロランの機動力に加え、右サイドMFのサンチェス(5番)のロングシュートも含めた個性をミックスさせて、シンプルに攻撃を終えようという意図が強く見られた。

このウルグアイのゲームプランはスコア0-0のまま成功していたが、63分に誤審と言えるレッドカード(2枚目のイエローカード)がカバーニに出され、4-4-1で自陣深くまでリトリートする試合展開となった。
ウルグアイにとっては、その5分前にロラン⇔エルナンデスと交替カードを切って、4-4-1-1から4-4-2にシフトし最前線の圧力を強め、チリ代表のディアス、ビダル、アランギスに入ってくるボールを中盤四枚がバランス良く布陣してプレッシャーをかけようと、やや押し上げていた矢先の出来事だった。

「ボールサイドに絞る」が戦術のトレンドに

例えば、チリ代表から見て左サイドで相手チームがボールを保持している場合は、アランギス(左セントラルMF)とメナ(左サイドバック)が寄せていくことを前提に、ビダル(右セントラルMF)が中央付近に位置し、イスラ(右サイドバック)も中へ絞る動きを見せる。
これは攻撃時も同様で、81分の決勝点は左サイドからのクロスをウルグアイ代表GKムスレラがパンチングしたルーズボールをバルディビアがつなぎ、ゴールまで16メートル中央の位置まで絞っていたイスラによるシュートだった。

攻守共にボールサイドに全体が絞ってコンパクトに試合を進める。
この戦術の最先端はエンリケ監督のバルセロナにあるが、今大会のチリ代表にも類似性が見られる。

| Match report | (C) 2013-2016 MrGokuraku  | TOP

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